Dai/27歳/男性
留学先
カナダ(バンクーバー)
渡航期間
1年間
留学のきっかけ
大学の頃からずっと憧れていた「海外生活」。新卒で内定をもらってそのまま社会人になったけど、気づけばあの頃の夢はどんどん遠ざかってしまいました。「このままだともう行けなくなるかもしれない」そんな不安を抱えながらカウンセラーに相談したとき、言われたのがこの言葉、「行って後悔することはないから、マイナスなことは一つもないよ。」その一言で迷いが吹き飛び、“今行くしかない”と決心しました。
語学学校
語学学校には2ヶ月通学。「1~2ヶ月くらいがちょうどいい」と感じました。授業は基礎英語中心で上達は少なかったけど、友達との交流が何よりの学びに。「勉強というよりは、世界中の友達をつくる時間」でした。
ホームステイ
2ヶ月間のホームステイでは、日本人とスイス人のルームメイトと共同生活。夜は3人でリビングに集まり、何気ない会話を英語で続ける日々。その時間が楽しかった一方、「もっと英語を勉強しておけばよかった」と心の底から思いました。伝えたい言葉が出てこない悔しさを感じつつ、それがモチベーションにもなっていました。「ご飯は米が多くて、日本人にはありがたかった!」
シェアハウス
シェアハウス探しは正直、かなり難易度が高く“コツがいる”と感じました。私は現地でよく使われている掲示板サイト「クレイグリスト」を活用し、ホームステイ終了の約1ヶ月前から少しずつ物件を探し始めました。
最終的に出会ったオーナーが本当に良い方で、同居タイプのシェアハウスながら、生活面でとても気を配ってくれる人でした。部屋の清潔さや共用スペースの状態など、常に気にかけてくれて、安心して暮らせる環境だったのが印象に残っています。
不安なことありましたか?
一番不安だったのは、現地で本当に仕事が見つかるのかという点でした。
海外での就労経験がなかったため、「自分の英語で通用するかな」といった心配が常にあり、準備の段階から緊張していたのを覚えています。
仕事
現地での仕事探しにはかなり不安がありました。レジュメを作成して自分で配ったり、求人サイトを活用したりと積極的に行動しました。働いた経験では、①フードトラック販売(面接は英語で行われ、かなり苦戦)それでも日本で勉強していた面接対策が活きて、何とか合格!初めての現地仕事を勝ち取りました!②アイスホッケーのスタジアムスタッフ(友人の紹介で採用)時給は約20ドル。「チップをもらえる職場はモチベーションが上がるしおすすめ!」
国の魅力
この国の魅力は、まずなんといっても一年を通して天気がよく、気持ちのいい日が多いことです。治安も良く、街を歩いていても安心感がありました。そして何より、人がとても親切で温かいんです。
生活に慣れてくると、自然と“ここが自分の地元なのかも”と思えるほど居心地がよく、気づけばこの環境そのものに愛着が湧いていました。
天気は?
バンクーバーは「雨が多い」とよく言われますが、実際に暮らしてみると、それほど気になるほどではありませんでした。しとしと降る静かな雨が多く、生活の妨げになるような強い雨は少なかった印象です。
そして夏は本当に気持ちよく、ほとんど毎日のように晴れます。青空が続く季節は特に過ごしやすく、外に出るのが楽しくなるほどでした。
治安
治安はとても良く、日常生活で大きな不安を感じることはほとんどありませんでした。
なかには薬物中毒者が集まりやすいといわれるストリートもありますが、私の経験では、彼らがこちらに何かしてくるような場面はなく、むやみに近づかなければ問題なく過ごせる場所でした。
おすすめの観光名所
・キツラノビーチ(Kitsilano Beach)
ダウンタウンからのアクセスが良く、気軽に行ける都会のオアシス。透き通った海と広々とした砂浜、そして夕暮れ時のサンセットはまさに絶景。友人とピクニックをしたり、地元の人に混じってのんびり過ごしたり、バンクーバーらしい「リラックスした時間」を満喫できます。
・アイスホッケー観戦
カナダでスポーツといえば、やっぱりアイスホッケー。試合の迫力は想像以上で、会場の一体感や観客の熱気に思わず胸が高鳴ります。留学中に本場のホッケーを体験すると、日常では味わえない興奮と臨場感を楽しめます。
1日のスケジュール例
6:00 起床
少し早めに起きて、コーヒーを片手にゆっくりと1日の準備。静かな朝の時間が気持ちを整えてくれます。
午前中 語学学校へ
クラスはアットホームな雰囲気で、先生やクラスメートとのコミュニケーションも活発。英語力が確実に伸びているのを実感できます。
午後 選べる時間(バイト / アクティビティ / ビーチ)
その日の気分で、放課後の過ごし方を自由に選べるのが魅力。
留学前と後で英語力はどう変わりましたか?
留学前は本当に英語が全くできず、自己紹介だけで精一杯という状態でした。
それでも現地で生活しながら毎日英語を使うことで、少しずつ「聞ける・話せる」感覚が身についていきました。
帰国後に思い切って受けたTOEICでは、なんと 700点 を取得!
自分でも驚くほどの伸びで、留学中の経験が確実に力になったと実感しています。
留学を検討してる方にメッセージ
少しでも興味があるなら、絶対に行った方がいい!世界の広さと、自分のちっぽけさに気づける、それが人生の大きな財産になるから。
帰国後の仕事
帰国後はもともと携わっていた、『ブライダル映像の仕事』に転職。英語力を活かして、インバウンド向け結婚式の映像制作に携わるように!「英語×映像スキル」の組み合わせが、新しいキャリアの扉を開きました。